エキナカは鉄道施設の地下やコンコース等に作られた店舗スペースのことで、主に大きな都市の駅に設けられ、今までは考えられなかった商品も販売されています。
以前の駅の売店と言うと、私たちが直ぐに思い浮かぶのは「キオスク」で、プラットフォームや、改札の近くに、畳一帖か2帖ほどのスペースに所狭しと商品が詰まれ、新聞や雑誌などを朝のラッシュ時に手際よく売りさばいていく店員さんを感心しながら見たこともありますし、また帰省する時や、旅行に行くときの列車中で飲むビールやつまみなどを浮き浮き気分で買ったものです。
余談になりますが、「キオスク(またはキヨスク)」はもともとは「鉄道弘済会」といって、鉄道事故などで亡くなったり、身体障害者などで働けなくなった職員を持った家族救済の為に作られたという事を聞いたことがあり、今でも義足や義手などの研究や製作も身体障害者福祉事業としておこなわれています。
しかし、エキナカは駅のホームの上にある連絡通路となるプラットフォームや、地下通路などに「デパチカ」のようにケーキなどのお菓子類、そうざいなどや、飲食店、コンビにストアなどチェーン店、ファッションブティック、書店、理髪店など色々な商店が並んでいて、「キオスク」のように小規模面積での多品目販売の売り場とは、専門商品の多店舗などが集まった大規模売り場面積の違いがあります。
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エキナカは売り場面積の関係から、乗客が少人数でも成り立つ「キオスク」とは違い、ある程度の乗降客数がないと採算的に売りあわないので、どうしても大都市や、その周辺としに設置されることが多くなります。
大都市の真ん中といえば、それこそ東京のど真ん中の東京駅にはもともと八重洲口に大丸などのデパートや、1階や地下に大規模な商店街がエキナカとして在りましたが、以前はエキナカとは呼んでいませんでした。ここにまた新しいエキナカが東京駅の八重洲方面と丸の内方面をつなぐ地下通路に生れました。
この地下通路はもともとはなにもない、本当に通り抜けるだけの通路でしたが、先ごろ新しくエキナカとしてリニューアルオープンしました。
品川ももともとは単にホームとホームをつなぐだけの通路でしたが、東海道新幹線が停まることになり、大規模な回収が行なわれて、ホームの上屋に大規模なエキナカがオープンしています。
東京にエキナカと考えていい商店街を持つ駅は、東京駅、品川駅の他にいくつか上げてみると、上野、新宿、池袋などが在り、周辺駅として三鷹、大宮、立川駅などが在ります。また京都などの駅にもエキナカはあります。
エキナカの利点はなんといっても、☆利用者にとって駅から出ることがなく買い物などの用事が済むので天候などの影響を受けることもないので都合がよい。
☆商店などの出展者は駅という施設なので、自分から集客の苦労をしなくても利用客が集まってくる
☆鉄道側からすると、商店からのテナント料や改札の中の商店を利用する為の利用者からの入場券収入が見込まれる。
問題点もあり、★駅周辺の商店にとっては、それまでの利用者がエキナカに取られて寂れてしまい、閉店に追い込まれる商店もある。
★駅の競合商店となる「キオスク」にとって、店舗面積や、取り扱い商店の関係から、エキナカに押され気味になり、収入が減り、閉店したりするスペースもあり、そうなると、そこで働いていた人の解雇や関連業種での人員整理につながります。
この様な問題も含んではいますけど、エキナカ施設は増えていくと思います。しかし、鉄道弘済会の精神を忘れることなく、その趣旨を考慮した雇用にも取り組んで欲しいと思います。だけど、天下りなどは絶対にダメです。
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